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・すい臓からインスリンがまったく分泌されないため、インスリン治療が必要。薬での治療は効果がない。
・のどが渇く、疲れがひどい、頻尿があるなどの体調不良のあと発病する。
・糖尿病患者全体の5%以下で、多数ではない。
・15歳以下の子供、特に思春期の時期に多くみられる。男女の比率は関係ない。
現在のところはっきりした原因は不明だが、ウイルス感染が原因で発症するケースもあります。日ごろの食生活、運動などの生活習慣、両親のどちらから病気を受け継ぐ遺伝とは関係なく発症するため、予防することはできません。
・糖尿病患者全体の80%以上で、圧倒的に多い。
・すい臓からインスリンは分泌されるが、その量や働きが不十分である。
・40歳以上の成人に多いが、最近は肥満により子供の発症も増加している。(小児糖尿病)
・1:0.7の割合で男性の発症がやや多い。
・治療は糖尿病の進行状況にもよるが、運動療法・食事療法が主体。血糖値を下げるために薬の服用やインスリン不足が深刻になるとインスリン治療も行う。
2型糖尿病の大きな原因はなんといっても長年にわたる不摂生です。具体的には暴飲・暴食(特に糖分の多いもの)、運動不足などによる肥満です。一般的に肥満の人は血糖値を下げるためにすい臓から大量のインスリンを分泌し続けなければなりません。そうするとだんだんすい臓が疲弊して、血糖値を下げるだけのインスリンを分泌できなくなります。十分なインスリンが分泌されないということは血糖値を下げることができなくなり、糖尿病になってしまうのです。
また、日本人は欧米人と比べてすい臓が弱いため、糖尿病にかかりやすいこともわかっています。肥満の割合は欧米人の方が高いにも関わらず、糖尿病の発症率は日本人の方が高くなっています。そうしたことも日本人(アジア人全般)のすい臓が弱いことが原因なのです。
肥満のほかにも2型糖尿病は1型糖尿病とは異なり、遺伝が関係します。両親共に糖尿病の場合では75%以上の確率、片方が糖尿病の場合では25%以上の確率で発症します。両親とも糖尿病でなくても発症することもあります。
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妊娠するとインスリンの働きを抑えるホルモンが分泌されたり、すい臓に負担がかかるため、糖尿病にかかる場合があります。こうして妊娠時にはじめて糖尿病と診断されるのが妊娠糖尿病です。家族や親戚に糖尿病患者がいれば特に注意したほうがいいでしょう。また、妊娠糖尿病は出産後に治るケースが多い。
一方、妊娠前から糖尿病でありその人が妊娠した場合は糖尿病合併妊娠と呼ばれます。糖尿病だと気付かずに任する場合も多いのが現状です。
これら糖尿病のある妊娠では妊婦だけでなくこどもにも重大な問題が起こる可能性が高いのです。重大な問題とは具体的には以下のようになります。
妊婦への問題
・妊娠中毒症になりやすい。
・流産、早産の可能性が高い。
・巨大児になるため出産が困難になる。
・目や腎臓の合併症が悪化してしまう。
こどもへの問題
・奇形になってしまう。
・出産時に4kgをこえる巨大児になる。
・生まれた後すぐに低血糖や呼吸困難になる。
・成長してからの肥満の可能性が高い。
・発育不全になってしまう。
糖尿病のまま妊娠することは母体・胎児ともに非常に危険なため、妊娠・出産を考えているのであれば事前に調べるのが1番の得策だといえます。 妊娠糖尿病(妊娠後に糖尿病になる)の場合は仕方ありませんが、糖尿病合併妊娠(妊娠前から糖尿病)の場合は事前に病院へ行き、血糖値を調べるだけでいいのです。空腹時血糖値が110r/dl以下なら正常、110r/dl以上126r/dl未満は境界型か糖尿病、126r/dl以上なら糖尿病です。
それでは妊娠前に糖尿病が発覚すれば妊娠・出産することは困難なのか?そんなことはありません。事前にしっかり血糖値をコントロールしておけば母体への合併症や胎児の奇形などの心配はありません。安心して出産することができるのです。
妊娠中の糖尿病の治療についてですが、母体と胎児への副作用が少ないインスリン治療が必要になります。インスリン治療とはインスリンを体外から直接補給するので確実に血糖値は下がります。また副作用といってもインスリンの量が多いために起こる低血糖ぐらいのものです。低血糖になったとしても糖分を少し補給すればすぐに解消できます。
遺伝子の異常、ホルモンの病気、感染症、免疫の異常、すい臓がんによるすい臓機能低下、すい臓摘出などに伴って発症する糖尿病のことです。
残念ながら予防することは難しいですが、ホルモンの病気などを治すと糖尿病も治るというケースもあります。