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小児糖尿病とは読んで字のごとく子供の糖尿病のことです。現代社会においてこの小児糖尿病(2型糖尿病)が急増しているのです。(2型糖尿病は糖尿病の種類・原因を参照)もう糖尿病は成人だけがかかる病気とは到底言えなくなっています。これは大変重大な問題で、前述したとおり糖尿病は不治の病であるがために治療は一生涯続くことになるのです。小児糖尿病もその例外ではありません。合併症の危険度も成人が糖尿病になる場合と変わりません。
2型の小児糖尿病の特徴としては子供の年齢が上がるほど、その数は増加することです。8歳ぐらいまでの小児糖尿病はほとんどのケースが1型糖尿病です。しかし、10歳を過ぎた頃から徐々に2型糖尿病が増加し、中学・高校生ぐらいで2型糖尿病の患者が1型糖尿病の患者数を上回ってきます。それ以降は増加する一方です。
またそのほかに2型の小児糖尿病患者の特徴として、治療を途中でやめてしまう傾向にあるとうことです。なぜ途中で治療をやめてしまうのか?2型糖尿病は1型糖尿病のようにインスリン治療を続けなくてはならないという危機感がなく、ダイエットが中心の治療だし、また自覚症状もほとんどないために自分も親も勝手に大丈夫だと思って治療を中断してしまうのです。
これは大きな間違いです。2型糖尿病も1型糖尿病も糖尿病であることに変わりはなく、どちらも治療をしなければ確実に合併症が進んでしまう恐ろしい病気なのです。2型の小児糖尿病においては小児期・思春期は食欲も旺盛で血糖コントロールが難しく、悪化しやすい時期のために特に治療を中断してはいけない時期だということを忘れてはいけません。治療を中断した代償はかならず後からやってきます。
2型の小児糖尿病になる原因はなんといっても肥満です。幼児期の頃からお菓子やジュースなど糖分の多いものをたくさん口にしたり、それに運動不足が加わると当然肥満になってしまいます。
子供は親が注意しなければ糖分の多いおいしい食べ物をたくさん食べるのは当然のことです。それではだめなのです。子供は食欲が旺盛なのは当たり前のことで、重要なのは何を食べるかという点なのです。要は好きな食べ物・料理だけではなく、血糖値を上げない食べ物・料理(一般的に血糖値を下げると思われている食材が本当は血糖値を上げたり、またその逆もありますのでどれが本当かしっかり見極める必要があります。)を親が食べさせてあげればいいのです。そして食べた分運動をすればいいのです。そう、一言で言えばダイエットです。しかし、大人でも難しいダイエットなのに成長期の子供のダイエットはかなり難しいといえます。ですので、やはり予防するのが1番の得策だといえます。
これらのことは子供だけに言えることでは決してありません。大人も全く同じなのです。日ごろの生活が大事なのは言うまでもありません。
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最近、ペットボトル症候群(清涼飲料水ケトーシス)という新しい病気が若い人を中心に起こっています。この病気は肥満した若い人(特に中高生に多い)が清涼飲料水を長期間飲み続けた後に、血糖値800r/dl以上の著しい上昇により意識不明の昏睡状態に陥ってしまうという症状です。またそれ以外にもインスリンの作用不足のため血液中にケトン体という酸性の有害物質が過剰に増えた状態である「ケトーシス」をきたします。ケトーシスは1型糖尿病に特徴的な状態です。
ペットボトル症候群とは簡単にいえば急性の2型糖尿病のことで、この症状を起こす人がペットボトルに入った清涼飲料水をたくさん飲んでいたことによりペットボトル症候群と名づけられました。
それではなぜこのような状態になってしまうかというと、原因はもちろん多量の糖です。炭酸飲料、果汁飲料、スポーツドリンクなどの清涼飲料水には糖が多く含まれていて、それを水代わりに毎日飲み続けると血糖値は必然的に上がってしまいます。軽い糖尿病の状態になってくるとのどが渇くという症状により、また清涼飲料水を大量に飲んでしまうという悪循環に陥ってしまい、最後には意識不明の昏睡状態になってしまうという流れです。こうした悪循環は若い人が多いため、ペットボトル症候群は若い人に多く見られる病気なのです。
このペットボトル症候群を防ぐためにはなんといってもまずは肥満を防ぐことから始まります。そして糖分を取り過ぎない、言わば間違った生活習慣を直せばこんなことにはならないのである。子供は親が油断すればすぐに糖分を取りすぎて太ってしまいます。お子様の健康のためにもぜひ日頃からの注意を怠らないことをお勧めします。